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試奏 PRS SUPERMODELS

とりあえず音源に使ったので上げておく。
買ってよかった。一切後悔してない。

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Wave社公式


これすごいぞ。


弾いてて気持ちいいアンシミュは初めてだわ。


今までBIAS AMPでマーシャル100W(ハム用)・50W(シングルコイル用)にG12M-25GreanBack×4なIRを組み合わせて使っていたが、リアルでPtP配線のマーシャル1987をメインに使ってる身としては、ピッキング、ボリュームへの追従とかニュアンスの表現が気に入らなかった。



PRSアンプはEL管のマーシャル系っていうよりCustom Audio Ampとかアメリカン系統だけど、純粋に「いい音」で驚いた。

音がいい、操作性もいい、BIASよりもずっと軽い。(i7-7700で88.2kHz、4本同時起動させててもCPU8%行くか行かないか)
今までつかったアンシミュの中で最高……w

制作真っ最中のオリジナルインスト、「夕闇のワルツ」で試しに使ってみた。


ドラムはBFD3、ベースはSchector Studio4→FCGR BlueStripe Comp→Ampeg SCR-DI→AMPEG 10×8でU67 Tube→GAPre73 MOD。

オルガンはNI Vintage Organ、ピアノはAlicias Keys、ハットは707。



以下、ギター音単体でのレビュー




アンシミュが一番嘘っぽくなりやすい、シングルコイルでのクランチプレイ↓

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↑プラグイン類の設定。
(Thomus Blug Signature Strat-Fender Pure Vintage 60s Pickup×3→Belden 8412→T.C. Electronic G-SystemのTape Echo・Loopにカスタム自作のTS808 MOD→Free The Tone 6550→TASCAM US20×20→ProTools→PRS Super Models→EQ PB→EQ81→NLS→J37)


ハイゲインサウンド。クッソきもちいいいいいいいいい

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(Tokai LoveRock SD Antiquity Hum×2→Belden 8412→T.C. Electronic G-SystemのTape Echo・Loopにカスタム自作のTS808 MOD→Belden→TASCAM US20×20→ProTools→PRS Super Models→EQ PB→EQ81→NLS→J37)


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もうね。最高。
すごい。^w^w^w^w^w^w^w^w^w^
GJ WAVES!!!!!


その他の面でいいとおもった機能としては、
インプットレベルの自動調整機能
しばらく弾き続けるだけで、自動でレベル感知して補正してくれる。
ギターとオーディオIFの間にペダル挟みたい人(おれや)には、ちょっとしたことだけどすごく便利。

ペダルブーストをシミュレートできる機能。

ギタリストなら、クランチ気味のアンプの前にドライブエフェクターをつないでソロ時にON!っていうのは常識。
TSとかBoss ODとか、お好みはあるだろうけど、プラグイン左上のほうの「BOOST」セクションでこのソロブーストを
シミュレートできる。低域がちょっと切れるところまでしっかり再現してて、思わずにんまり。これはDjent系サウンドの肝だからな。
オートメーションも書けるよ!

Tuner機能。
今どきのギタリストなら、たいていヘッドにクリップチューナーつけてるだろうけど、それを見るのすら億劫なめんどくさがり野郎の為にチューナーが標準装備されている。なくても困りはしないけど、あると使うよね(笑)




買ってよかった。
BIASとかWaves GuitarとかGuitar Rigとか、世に出てるアンシミュはたいがい試してきた。
ロック系のギタリストにとって、いかに格好よく歪むかっていうのは本当にだいじよね。

UAのOx AMPといい、もう最近のモデリングプラグインはすごいのが当たり前やね(笑)
もしもPRS Supermodelsのハードウェア版とか出たら、僕買うぞこれw

いままでEL系ばっか使ってきたけど(ケトナーとか)、6L6もいいなぁ・・・
うちの1987のバイアス幅変えて、のっけてみるかな…





ちなみにプラグイン類の理由は、
EQ PB→EQオフでAPI 2520のモデリングとして使用(少し湿度が下がり、ステレオイメージも高く)
EQ 81→Neveトランス的な味付けとして使用(下がった湿度を維持しつつ、低域に存在感を出す)
Waves NLS→コンソールのインプットのエミュレート
Waves J37→テープ式MTRのエミュレート

でござる。
僕にとっては、この種のモデリング系プラグインは完全に音作りの一部となっています。

いらないっていう意見も見ますが、ミュージシャンにとって「あのアルバムの、この音」って感覚はすごく重要なんですよ~。



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プロフィール

Matsuda

Author:Matsuda
1999年生。

弾ける楽器
バイオリン("元"中部地区1位)・ピアノ/キーボード
ギター・ベース・ドラム

MI Japanに2年、USA Boston留学を経てレコーディング・ミックス・ポストプロダクション等まんべんなく。


ジャンル…いろいろ。jazzからDjentまで。
好きなアーティスト…MAGNETICO/岸田教団/Larry Carlton/Gregole Hillden

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