[2]GAP "Pre 73 MK3"Carnhill出力トランスへ換装
- 2018/01/22
- 04:50
~出力トランスの換装完了まで~
多大なる感謝を…
DTM DRIVER!! hajimari様
この記事は、複数の情報源・回路図、サービスマニュアルをもとに施行したものですが、この方法が
100%正しいと思わず、ご自分でも施工なさる際には十分な確認のうえ、起こりうる損害も自己責任として行っていただきますよう
お願い申し上げます。電気いじりは安全第一でよろしくどうぞ。
と一応お決まりのセリフをのべたところで。

購入したトランスは
①CA-18-VTB1148…出力(Output)トランス、左の紅くてでかいほう
②CA-18-VTB9045M…入力(Input)トランス、右の銀色
のふたつ。
Audio Maintenance社
注文・決済してから2時間足らずで出荷の連絡が来て驚愕…しかし!
国際郵便+数年ぶりかの寒波の影響で物流が止まっちった影響で、注文して8日後に到着。仕方ないね。
真空管なんかを輸入したとき同様、お菓子の「カール」みたいな形をした緩衝材に埋もれて箱に入っています。
(EL34・6550等、アンプなどで使う真空管は海外から輸入したほうが安いです。
私はいつもここにお世話になってます
Tubes For Amps様
アメリカ在住、アメリカから発送だけど、中の人が日本人で信頼できるぞ!
6550の2本マッチドが送料込みで1万に収まります。ヤマト国際郵便だからトラッキングできるのも嬉しい。
真空管は間違っても○ィンテージサウンドから買うな?…自分で真空管差し替えてサウンドメイキングできないなら技術料で払っていい…とは思うけどさ…)
さてさて、何はともあれ上蓋を外します。金属皮膜。


↑こちらが出力トランス。ビンテージのトランスだと紙みたいなのが褐色に焼けてたりして、オールド品を
見分けるポイントだったりしますが、これは新品なので当然キレイです。

↑トランスから伸びる配線材を辿って、基盤のどこにつながってるかを確認。写真をとっておくと良いです。

↑Technical Audio様のサイトから拝借した出力トランス部分の回路図。
2-4間と6-7間を結線してありますね。
1-3間にはプリアンプ部分からの信号が入り、5-8からは出力への信号が出ていきます。

↑こうやって内側からナットをおさえつつ外側のネジを緩めて…

↑とれますた。

↑Carnhillトランスをあてがってみて、ちゃんとケース内部に収まるか、ネジが合うかを確認。念のため。
一応先に言っておくと、出力・入力トランスともにPre73 MK3の場合ピッタリでした。

↑勇気の切断!!!予備ハンダしておいて…

↑Carnhillトランスと線材をハンダ。あらかじめ2-4間と6-7の間を結線しておくのを忘れずにね。

↑こんな感じで収まりました。

↑もう…これだけでいい音しそうじゃない??
我慢できなくて、この状態でサウンドテスト。
※シャーシ部分にもアースは導通していますので、上蓋を開けた状態ではONにしないことを勧めます
寒くてファンヒーターつけてるままですし、マイクからの距離・ポップもすごいテキトーですが、それでも…
お?となるはず。
録音環境
改造BM800(ShinさんのPA工作室 様より。大変お世話になっております)
→CANARE L4E6S→各マイクプリへ→TASCAM US20×20インターフェース→ProToolsへ192kHz入力、そのままバウンス。
何の処理もしていませんので、セルフで音量をあげてお聞きください。
①US20×20…Ultra HDDA Preamp
②GAP Pre 73 Mk3…オリジナル
③GAP Pre 73 Mk3…出力トランスのみCarnhillへ換装
ちょっと「ねばっと」した気が?改造BM800はリファレンス系のフラットな特性です、TASCAMのHDDAプリも変な味付けをせず素直に録るプリアンプなので、それと比べるとPre73オリジナルは押し出しと粘りが感じられます。
そして、出力トランスのみCarnhillのバージョンは…
近接効果もあるのでしょうが、ProToolsからの返しを聴いた瞬間に、
「あ、太い!」
と感じました。芯がある…というのを体感。
心なしか滑舌も良くなっているような(笑)
いつのまにか深夜を過ぎて早朝になっているのは機材いじりの常だからね。仕方がない。
この時点で、既に「お?」となりました。
多大なる感謝を…
DTM DRIVER!! hajimari様
この記事は、複数の情報源・回路図、サービスマニュアルをもとに施行したものですが、この方法が
100%正しいと思わず、ご自分でも施工なさる際には十分な確認のうえ、起こりうる損害も自己責任として行っていただきますよう
お願い申し上げます。電気いじりは安全第一でよろしくどうぞ。
と一応お決まりのセリフをのべたところで。

購入したトランスは
①CA-18-VTB1148…出力(Output)トランス、左の紅くてでかいほう
②CA-18-VTB9045M…入力(Input)トランス、右の銀色
のふたつ。
Audio Maintenance社
注文・決済してから2時間足らずで出荷の連絡が来て驚愕…しかし!
国際郵便+数年ぶりかの寒波の影響で物流が止まっちった影響で、注文して8日後に到着。仕方ないね。
真空管なんかを輸入したとき同様、お菓子の「カール」みたいな形をした緩衝材に埋もれて箱に入っています。
(EL34・6550等、アンプなどで使う真空管は海外から輸入したほうが安いです。
私はいつもここにお世話になってます
Tubes For Amps様
アメリカ在住、アメリカから発送だけど、中の人が日本人で信頼できるぞ!
6550の2本マッチドが送料込みで1万に収まります。ヤマト国際郵便だからトラッキングできるのも嬉しい。
真空管は間違っても○ィンテージサウンドから買うな?…自分で真空管差し替えてサウンドメイキングできないなら技術料で払っていい…とは思うけどさ…)
さてさて、何はともあれ上蓋を外します。金属皮膜。


↑こちらが出力トランス。ビンテージのトランスだと紙みたいなのが褐色に焼けてたりして、オールド品を
見分けるポイントだったりしますが、これは新品なので当然キレイです。

↑トランスから伸びる配線材を辿って、基盤のどこにつながってるかを確認。写真をとっておくと良いです。

↑Technical Audio様のサイトから拝借した出力トランス部分の回路図。
2-4間と6-7間を結線してありますね。
1-3間にはプリアンプ部分からの信号が入り、5-8からは出力への信号が出ていきます。

↑こうやって内側からナットをおさえつつ外側のネジを緩めて…

↑とれますた。

↑Carnhillトランスをあてがってみて、ちゃんとケース内部に収まるか、ネジが合うかを確認。念のため。
一応先に言っておくと、出力・入力トランスともにPre73 MK3の場合ピッタリでした。

↑勇気の切断!!!予備ハンダしておいて…

↑Carnhillトランスと線材をハンダ。あらかじめ2-4間と6-7の間を結線しておくのを忘れずにね。

↑こんな感じで収まりました。

↑もう…これだけでいい音しそうじゃない??
我慢できなくて、この状態でサウンドテスト。
※シャーシ部分にもアースは導通していますので、上蓋を開けた状態ではONにしないことを勧めます
寒くてファンヒーターつけてるままですし、マイクからの距離・ポップもすごいテキトーですが、それでも…
お?となるはず。
録音環境
改造BM800(ShinさんのPA工作室 様より。大変お世話になっております)
→CANARE L4E6S→各マイクプリへ→TASCAM US20×20インターフェース→ProToolsへ192kHz入力、そのままバウンス。
何の処理もしていませんので、セルフで音量をあげてお聞きください。
①US20×20…Ultra HDDA Preamp
②GAP Pre 73 Mk3…オリジナル
③GAP Pre 73 Mk3…出力トランスのみCarnhillへ換装
ちょっと「ねばっと」した気が?改造BM800はリファレンス系のフラットな特性です、TASCAMのHDDAプリも変な味付けをせず素直に録るプリアンプなので、それと比べるとPre73オリジナルは押し出しと粘りが感じられます。
そして、出力トランスのみCarnhillのバージョンは…
近接効果もあるのでしょうが、ProToolsからの返しを聴いた瞬間に、
「あ、太い!」
と感じました。芯がある…というのを体感。
心なしか滑舌も良くなっているような(笑)
いつのまにか深夜を過ぎて早朝になっているのは機材いじりの常だからね。仕方がない。
この時点で、既に「お?」となりました。
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